• 2017.04.11
  •   10年先




    今朝は、入院していた母の
    退院のために病院へ。




    母が入院していたのは、
    丁度去年の夏に私が交通事故で
    入院していた病棟だったので、
    お世話になった看護師さんや
    掃除のおばちゃんたちと再会。




    今回、母は気になる症状があり、
    検査入院をしたけれど、結果は問題なし。





    「お医者さんが、10年先まで、全く心配ないってよ。」




    嬉しそうにそう私に告げる母。




    10年先。




    現在82歳の母・・・・・・92歳までお墨付きってか。





    ふ~ん。





    思えば、父も母も病弱で、
    私が子供の頃は2人とも
    入退院を繰り返していた。



    心臓に欠陥を持つ母は、
    私が子供の頃、大きな手術をした。



    心臓の病気で障がい者手帳を持つ母。



    今日初めて、ポツリとこんな話をした。




    「あの手術の後でねぇ、本当はわたしは
    術後の障がい手当が国からもらえたんだけど、
    あんたのお父さんが、『あなたはもう病気が良くなってきたから、
    あなたに下りる手当は、他の困っている人に
    回るように、辞退しなさい。』って言ったんだわ。

    それで私は、給付金を辞退したけどねぇ。」




    父らしいなと思った。





    自分たちがどんなに極貧生活をしていても、
    自分の信念を曲げなかった人。



    いや、ホントに。半端なく貧乏だったのに。




    自分の身を削って、命を削って
    社会改革をしようと人生を捧げた父。




    差別や偏見といった弱者の声を救い上げ、
    常に闘い続けた人生だった。




    きな臭くなる一方の今の世界。




    アメリカによる空爆、
    北朝鮮の核ミサイル、
    混迷を極めるシリア情勢・・・・・




    生きていれば86歳になる父は、
    福島菊次郎やむのたけじのように、
    年老いても闘い続けていただろう。




    しかし、闘い続けてもなお、
    世界は破壊への道を行く。




    福島菊次郎も、むのたけじも、そして父も、
    亡くなるその瞬間、何を思っただろう。



    戦争は未だに終わらない。




    10年先。




    この世界はどうなっているのだろう。



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