• 2017.02.26
  •   もうひとつの成人式






    週末は、友人・永井惠子が主催した

    もうひとつの成人式へ。



    イベント28




    会場では多くの知人、友人たちがそれぞれ、
    お客さんとして、あるいはスタッフとして参加していた。



    200人を超える人々。



    1年前に初めて開催されたこの会が、
    第2回目には、公民館からイングリッシュ・ガーデンへと
    大きな会へと発展した。



    イベント27




    けれど、この会がこうしてどんどんと
    賛同者を増やしていき、松江市までも
    巻き込んでいったのは、永井惠子という女性を
    知っている人間にとっては、
    何のサプライズでもないかもしれない。




    10数年前の小さなステップから、
    ずっと、信念がブレることなく
    活動をしてきたからこそ、
    こうして多くのスタッフに恵まれ、
    活動が実を結んだのだと。




    私は彼女からいくつかのことを学んだ。


    そのひとつが、


    「自分が判断をすることの大切さ」





    実は彼女とは出会ってからの数年間、
    付き合いが断たれていた時期がある。



    断たれていた・・・というよりは、
    私が一方的に遮断してしまっていた。



    10年前の当時、K1のことで悩み、奔走し、
    片っ端から障がい関連の書物を読み、
    講演会へ出向き、活動グループを探していた。


    そんな中、ある人を通して彼女と出会い。



    共通する思いをたくさん持っていたふたりだったのに、
    当時の私は、間に入っていた人の、
    今思えば意図的な悪質な中傷をうのみにし、
    何が大切な事かを見誤ってしまった。



    その結果、彼女との関係に一方的に距離を置いた。




    その後の数年間、彼女はコツコツと活動を続け、
    私は遠くから彼女を見ていた。




    そのうちに、間に入っていた人間が、
    私と彼女の関係を断ち切らせようと
    意図的に彼女を批判していたこともわかってきた。



    わかってしまってからの後悔。




    私は自分で自分の感性を過信していた。



    自分には直観力があり、おおよそ正しいと。
    相手に悪意があれば、感性でキャッチできると。




    ところが、そんなものは、いくらでも
    ブレてしまう・・・ということに気づかされた経験だった。




    私の中で、勝手に彼女との関係を切り、
    理解者であったはずの私が、突然
    彼女の元を去ったことで彼女を
    傷つけてしまったことへの後悔。




    そのまま、何年も時が過ぎていった。



    私も彼女も、その間に入って悪意をまき散らしていた
    人間とはすでに友人関係はなくなっていた。




    ある時、一人でいる彼女とバッタリと出会った。




    「今だ。」



    心の声が私にそう告げた。




    「惠子さん、ちょっといい?」



    惠子さんの顔に、緊張が走ったのが見て取れた。



    一体、何を言い出すんだろう・・・そんな顔をしていた。




    これ以上、ギクシャクした関係でいることはできない。




    「私ね、惠子さんに言わなきゃいけないことがあるの。」




    惠子さんは身構える。




    「以前のこと、謝りたくてね。
    自分で判断すべきことを人の話をうのみにして、
    勝手に惠子さんのことを誤解して、
    それで傷つけてしまってごめん。」



    突然のことにびっくりした彼女。


    けれど、すぐに彼女の口からも、
    どんどんと言葉が流れ出した。



    あの時、どんな思いだったのか。




    その後は、涙もろい二人は
    小学校の玄関で涙ボロボロで
    抱き合っていた。



    他人が見たらなんじゃ、このふたりは・・・
    と思われたであろう光景。




    それから4、5年が過ぎ、
    今のふたりがある。




    自分の目で見て、心で感じて、
    頭で考えて判断をすること。



    後悔をするようなことをしたら、
    それを認め、謝罪をすること。



    彼女との出来事で、自分を過信してはいけないと
    とても大切なことを学ばせてもらった。




    今でも、危うく惑わされそうになることはある。
    そんな時は、この時の経験を教訓に、
    人生の軌道修正をしている。



    そう。



    人生は常に、軌道修正をしなければいけない。



    今では大事な友人のひとりである彼女。




    だからこそ、彼女の活動が実を結んでいることが、
    心から嬉しいし、応援したいと思っている。



    たまに、ふたりの間のあのころの出来事を
    今では笑い話として、彼女と一緒に
    他の友人、知人に聞かせることがある。




    出会いにはすべて意味がある。




    彼女の純粋な思いから始まった、
    「もうひとつの成人式」。


    いつの日か、それも近い将来に、
    「もうひとつの」から、「ひとつの」成人式に
    なる日がくることを心から願う。



    みんな違ってみんないい。



    口で言うのは簡単だけれど、
    人を、社会を動かすのは容易ではない。



    けれど、人を動かせるのは結局は人の心。



    スポンサーサイト

    コメントの投稿

    非公開コメント

    プロフィール

    My Serendipity

    Author:My Serendipity
    英語講師

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    FC2カウンター
    フリーエリア
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QRコード