• 2017.02.21
  •   さらば、猫たち





    今日はいよいよ猫たちをPONTに引き渡す日。




    社協の方たち、民生委員さん、PONTの海里さんが
    一緒に協力して、部屋の中にいる猫たちを捕獲することに。



    しかしこれが困難を極めた。



    4人もの大人が一斉に部屋の中へ捕獲用の
    ケージやネットを持ってきたものだから、
    猫たちも異変を察知。ものすごい勢いで
    泣きわめきながら逃げ回る。



    体重9キロオーバーと思われる、
    一番古株の猫は、ここ1週間で
    見たこともないほど素早く走り、
    なんと、かべをよじ登ろうとした。


    他の猫たちも一斉に逃げ回り、
    やっと捕まえても必死になって
    噛みつき、爪を立て・・・と、
    ケージに入れるまで、暴れていた。



    猫41



    猫42




    我が家のディオを思う。
    保護した夜、自分から段ボールに入り、
    全く暴れることもなく、声も上げず、
    我が家に到着したら、しっかりと
    ご飯を食べ、ぐっすりと次男のベッドで寝ていた。



    しかし、この猫たちの様子は無理もない。



    突然、飼い主が亡くなり、夜は真っ暗闇の中、
    寒い家の中で置いてきぼり。
    警戒心が強くなるのも当然のこと。



    早く、保護してくれる人たちと信頼関係を築き、
    1日も早く里親が見つかることを祈る。




    残念ながら、もう一匹の猫はまだ捕獲できていない。
    この猫は元々野良猫だったようだけど、
    家にやってくるようになり、亡くなられる直前まで庭で
    餌をやっていたらしいので、動物愛護の考えからいけば、
    やはり猫の飼い主は亡くなられた男性・・・ということになる。



    なので、この猫も保護の対象。



    というわけで、最後の1匹を捕獲するために、
    捕獲機を設置することになった。


    猫40




    なんとかこの中に入ってくれるといいけど。



    明日以降、毎日様子を見に行く予定。
    猫が捕獲されていれば、すぐにPONTさんへ引き渡す。



    今回のことでは、こんなにも善意の人々がいるのだと、
    改めて頭が下がる思いでいる。



    社協の方たちも、民生委員さんも、
    本来は当事者が亡くなられた時点で
    相談の対象者としての関係は終了する。


    皆がそれを承知で管轄外でありながら、
    亡くなられた男性の思いをくみ取り、
    何とか猫たちの命を途切れさせないように
    毎日、連携を取り合っていた。



    はじめに出会った刑事さんだってそう。



    もし彼が、融通の利かない、
    杓子定規な人間だったら、
    私はあの家に入ることはなかった。



    一人でできることは限られている。
    けれど、皆の力が集まって、
    今日のこの日を迎えることができた。




    独居老人とペット。



    この問題はこれからますます増える。



    善意の人々が集まって、救える命もあれば、
    法の壁で、救出したくてもできない命もある。



    行政や生活支援に携わる人たち、犬猫保護団体などで
    連携して動物を救うことができるシステム作りが必要だと思う。



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    良かった。関わられた皆様に、感謝、敬服!!

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    何とか捕獲できました。

    残るは1匹。

    ご心配おかけしました。

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    Author:My Serendipity
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