• 2016.12.18
  •   10時の男、その後。





    1コマ目の授業終了後。




    例の、気になる10時の男は・・・
    やはり来なかった。



    で、授業終了後にも、
    廊下にその姿はない。




    と、思っているところへ、
    授業を終えたばかりの別の男子学生が
    教壇にやってきた。



    スマホの画面を見ながら、




    「先生、〇〇〇君ですけど、
    やっぱり起きられなかったらしいです。

    なので、今期は諦めますって、ラインがきました。」




    やはり。 



    あれだけ言ったのに、
    早起き対策を講じなかったとは。





    実は私も学生時代は苦労した。



    元々、早起きは大の苦手。
    若い時は遅刻常習犯だった。



    なので、仕事をするようになって苦労した。



    長年の悪癖というのは、なかなか治らないから。




    アメリカでの学生時代は、いつも
    いくつかバイトを掛け持ちしていた。




    本来は、留学生は仕事をしてはいけないけれど、
    そこは、授業料も払わないといけないし、
    生活もしなければならない。



    貧乏学生の私にとって、仕事をしないで
    学校に通うことは不可能だったので、
    移民局に見つかるリスクにビビリならが、
    皿洗いやら、レストランの深夜アルバイトを続けた。



    当時は、闇ルートで偽造グリーンカード(永住権)を
    手に入れていたメキシコ人たちと一緒に働いていた。



    留学生の私と、貧困から逃れてアメリカに来た
    彼らとは、同じ不法就労とはいえ、同列に並べられない。
    彼らは、ある意味、生きるか死ぬかをかけて
    新天地アメリカにやって来ていた。



    トランプの、不法移民強制送還の発言を
    耳にするたびに、あのころの彼らは今、
    どうしているだろうと思い浮かぶ。




    当時は昼間もレストランでバイトしていたので、
    そうなると授業を取る時間はバラバラ。




    アメリカの大学では、働きながら
    学校へ通う学生も当たり前にいるので、
    早朝7時スタートのクラスもある。



    オフィス勤務の人たちは、
    こうやって早朝の授業に出席し、
    終わるとすぐに職場に向かう。



    そうやって単位を取り、
    学位取得して仕事のスキルアップや、
    職種替えをしていく。




    高校を卒業してすぐに
    大学に入る学生ももちろんいる。

    私が最初に卒業した大学では、
    同じ年度に卒業した人で、
    64歳という女性がいた。



    さすがにこれくらいの年齢になると、
    卒業式の時に、特別に名前を呼ばれて
    拍手喝さいを浴びていた。




    話がそれた。




    とにかく、早朝や夜間の授業も取りながら、
    何とか授業に出席していたので、
    朝起きられないという苦労はよくわかる。




    わかる、が。



    部活のし過ぎで起きられないなんて。




    甘いな。



    さらば、〇〇〇君。



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