• 2016.10.19
  •   シャ~





    数日前から、我が家の回りから離れない黒猫。



    どうやら生後数か月の捨て猫のようで。



    最初に目撃したときには、こちらの方を警戒し、
    近づこうとすると、



    「シャ~!」


    と、威嚇。




    人間に対して、恐怖心を持っているよう。



    うちの向かいの喫茶店のおばちゃんも
    大の猫好きなので、早速エサをやっていた。



    「初めてエサをやったときはもう、
    犬食いしてたわよ~。」




    猫だけど犬食い。




    回りを警戒しながら、エサを食べ終わると、
    また近所の会社の駐車場に停めてある車の下に逃げ込む。



    しかしその車も夜になれば移動する。




    2日前の大雨の夜。



    喫茶店のおばちゃんと一緒に、
    あの猫はどこでどう過ごすんだろう、
    大雨でずぶぬれになりはしないか・・・と
    心配していたら、なにやら我が家の
    倉庫の隙間にもぐりこんで一夜を明かしていた。



    かなり痩せていて、けがもしている。
    そのせいか、怯えていて、ずっと鳴いていた。



    放っておけば、衰弱しておそらく死んでしまう。




    野良猫に餌を与えることを良しとしない考えもあるけれど、
    とにかく目の前にいるこの生き物、
    このままでは小さな命が消えていくことは明らか。




    喫茶店のおばちゃんと我が家でエサを食べさせている。



    お店に集まる中年男女たちも、猫好きが多いのか、
    心配してしょっちゅう店から出て来ては、




    「クロちゃ~ん。」


    と、遠巻きに様子を見ている。




    黒猫だからクロちゃん・・・ベタな名前だ。




    回りの人間たちが危害を与えないとわかったのか、
    少しずつ、クロちゃんと私たちの距離が縮まってきた。



    そして今朝。



    様子が気になるので、エサを持って
    外に出ようと玄関のドアを開けると、
    なんと、我が家の入り口のところまで来ていた。



    エサを与えると、昨日まではなかなか
    側に来ようとしなかったのに、
    その距離は30センチまで近づいていた。



    猫17



    ディオ君も様子を見に出て来た。
    相変わらずディオ君、動じない。



    猫18




    3度もお代わりをした後は、また
    我が家の倉庫の隙間に戻っていった。



    夜になり、心配で様子を見に行くと、
    私が近づいた音ですぐに鳴き始めた。



    その声は、数日前の声と全く違う声。



    あれだけ、人間に威嚇して唸り声をあげていたのに、
    今夜の鳴き声はもう、鳴き声ではなく、泣き声。



    これほどまでに鳴き声に変化が出るとは。



    何とも言えない、もの悲しい、不安そうな声。

    まるで、寂しいよ~、悲しいよ~と言ってるかのようで、
    あ~、胸が痛い。切ない・・・・・・。



    かと言って、我が家で引き取ることはできないし。



    私の友人、知人には、捨て猫を3、4匹飼っている人もいる。



    何だか気持ちがわかる気がする。



    我が家のディオは寒い冬の日、
    我が家に拾われて、今では
    まったりと毎日を過ごしている。



    けれど、今外にいる黒猫は・・・・・・。



    捨て猫を数匹も引き取っている人はきっと、
    優しい心がそれに耐えられないんだろうなぁ。



    1匹は救えて、次に出会った捨て猫は救わない・・・
    そんな不運に耐えられないんだろうなぁ。




    保健所のHPを確認したけれど、
    捜索願は出ていない。



    下手に保健所に連絡すれば、
    引き取り手がない場合は殺処分。



    喫茶店のおばちゃんと相談して、
    犬猫の保護団体に相談しようか。



    どなたか、愛らしい顔をした黒猫、
    引き取ってくれる人はいないかしら?



    スポンサーサイト

    コメントの投稿

    非公開コメント

    No title

    私も同じような体験をした事があります。
    最初の猫を保護団体から譲って頂いただけに、保護団体の方々の大変さが分かっており、捨て猫の保護をお願いする事は出来ませんでした。
    そこで自分で動物病院に連れて行き、一通りの処置をして頂いてから地元新聞にて飼育可能な方を募集しました。一週間もしないうちに新しいお家に行ってしまいましたよ。もう四年になりますが、大切に育てて頂いています。

    コメントありがとうございます。

    ネコおばさん、

    コメントを頂き、ありがとうございます。

    拾われた猫、里親になってくださる方がいてよかったですね。
    私も今飼っている猫を保護したとき、獣医に連れて行った際、
    どれだけ犬猫を捨てる飼い主が多いかと聞かされました。

    そうしてネコおばさんのように、獣医さんに連れて行って、新聞告知をされる方もほんの一握りだと思います。

    保護団体の方たちも尽力されているのでしょうね。

    現在、黒猫はずんずんと元気になり、自分の方からまとわりついてくるようになってきました。今のところ、ご近所の喫茶店の店主が自宅で飼おうか・・・と考えておられるようです。そうなればベストですが、難しいようであれば、相談しながら今後のことを考えていこうと思っています。
    プロフィール

    My Serendipity

    Author:My Serendipity
    英語講師

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    FC2カウンター
    フリーエリア
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QRコード