• 2016.08.23
  •   入院12日目





    交通事故に遭った日。



    私の英会話に長年通ってくださっていた
    生徒さんが急死され、ご葬儀に参列した日だった。




    突然の訃報に、その、生前の元気なお姿を
    知っていたので、驚き、胸が痛んだ。



    スポーツ万能で、現役でサッカーや
    スキー、登山・・・と何でもこなす方だった。




    ジャズやワインもお好きで、とてもダンディ。
    そんなアクティブな方が、癌の告知を受け、
    わずか3週間で帰らぬ人となってしまった。



    ご葬儀から帰宅しても、悲しさが続く。


    生きている限りは、今すべきこと、やりたいことを
    先延ばしすることなく、1日、1日を生きなければ・・・



    そして、いつものウォーキングではなく、
    きれいな夕日を見ながら歩きたいと、
    ルートを変えて・・・交通事故に遭遇。



    入院生活を送りながら、私の中でも日々、
    気持ちが変化していく。



    毎日、毎日、看護師たちの動きを見ていると、
    この仕事がどれほど大変な仕事かわかってくる。



    入院当初は、つっけんどんな、言葉遣いの荒い
    看護師に対しては腹立ちを覚えてたけれど、
    毎日観察しているうち、この仕事が本当に
    休む間もない重労働だとわかってきた。



    今日、見舞いに来てくれたスティーブンと、
    一体、医者や看護師たちはどうやって、
    人の死や不幸を自分の中で消化し、
    次のステップへいけるのだろう・・・なんて話をした。



    家に帰ればお母さんであり、お父さんであるということ。


    どんなに職場で苦しみもがく患者さんと接しても、
    家に帰れば、リセットしなければ心がもたないだろう。




    私には到底、この職業に就くことはできない。




    昨晩も、上の階にあるパソコンを使いに行き、
    パソコンを打っていると、すぐそばの病室から、
    断末魔のうめきが聞こえてきた。



    本当に苦しむ人はこんなにも恐ろしい声を出すのかと。



    その声が今も耳について離れない。



    骨折で入院している私。


    車椅子に乗ってスイスイとこの部屋に来て、
    のんきにパソコンでブログを書いている。



    向かいの部屋からは、今も叫び声が聞こえる。



    人はいつかは死ぬということ。



    今、私がいるこの場所は、
    そうして、様々な人たちが
    苦しみ、亡くなっているということ。




    なんとも言えない、哀しさと心細さに襲われる。




    病室の人たちの人生を思う。



    ハトポッポのおばちゃんが、
    なぜ、あのような状態なのか・・・。


    なぜ、身内が様子を見に来ないのか。



    もの哀しい。



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