• 2016.08.16
  •   入院5日目






    病室内のおばちゃんたちの会話が、
    微妙にかみ合ってないのがおかしい。




    「錦織圭が勝ったねぇ。」


    それに対して、


    「はぁん? 今日はえらい曇りだがぁ。」




    とか、




    「夕日が見たかったのに、
    建物が邪魔で見えなかったわぁ」



    「今日の朝日は綺麗だったわぁ」



    「宍道湖の夕日は綺麗だもんねぇ」





    ・・・・・・病室のカーテン越しに聞こえてくる会話。





    だんだんと、この病棟の様子がわかってきたんだけど、
    重病患者や、手術後の患者が入るところらしい。



    一応私も、救急車で運ばれたので、
    この病棟に来たけれど、こんなの軽い方。




    車いすで廊下を探索しながら、
    他の部屋をチラ見すると、
    寝たきりになっている老人の方も多い。



    いずれ誰しも老いていくわけだけど、
    何だかどよ~んと暗い気分になる。



    昨晩は夜中も1時を過ぎたころ、いきなり、




    「きゃ~」


    という悲鳴とともに、男性の怒鳴り声。



    直後、バタバタバタ~と、足音と、
    何やら廊下で看護師さんたちが
    大きな声で話をしている。




    おかげでまたも目が覚めてしまった。




    その後、やっとウトウトすると、
    今度はいきなり病室のドアが開き、
    カーテンを開かれて懐中電灯を当てられる





    な、なに?!なに照らされてんの?!




    朝になって同室のおばさんに聞くと、
    毎晩、看護師さんが夜中に2回、巡回しているらしい。




    相変わらず、睡眠を妨げられる日々。




    数日間、観察していて感じたけど、
    看護師さんによって、患者への対応が大きく違う。



    こんな女性が奥さんだったらいいだろうなぁと
    思うような、本当に優しい対応の看護師さんもいれば、


    イライラして、言葉にとげがあり、
    年輩の方がか細い声でお願いをしているのに、
    小ばかにして冷たい対応をする人もいる。



    思わず、カーテン越しに注意してやりたくなる。



    慣れというのはこわいもの。
    ベテランになればなるほど、
    仕事がルーティンになり、
    機械的に年老いた患者さんに対応していくのか。




    大変な仕事だとは思うけれど、
    やっぱり心を置き忘れていっちゃいかんよね。



    お年寄りは赤ちゃんじゃないんだから、
    タメ口はやめなよ・・・と私は言いたい。




    入院08

    注 本文と写真の人物とは関係はありません。
    決してスティーブンがご老人という訳じゃあ・・・
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