• 2016.08.13
  •   入院2日目

    入院2日目の午前中。



    1杯のカフェラテを携えて、
    友人が見舞いに来てくれた。





    そう!コーヒー!



    もうね、入院してから何が欲しかったかって、コーヒー。



    入院001



    毎朝、エスプレッソ・コーヒーで
    カプチーノを作って飲んでいたので、
    病院にも自動販売機はあるけれど、
    やはり淹れたてじゃなきゃ物足りない。



    久々のコーヒーのアロマにリラックス。




    今朝は、肋骨部分の骨折の場合、
    稀に肺に刺さっている可能性があるので、
    もう一度レントゲンを撮ることに。



    結果は異状なし。



    足の腫れは依然として変わらず。




    今日も引き続き、事故の加害者である
    20歳の女の子が支払いの相談にやってきた。



    今回は、同じく現役高校生の20歳の旦那さんを連れて。



    事故後、初めて会った。



    正直、会うまでは一体どんな男の子・・・いや、男性だろうかと
    あまりよいイメージは持っていなかったけれど、
    目の前に現れた彼は、見た目は今風だけれど、
    すぐに私たち夫婦に、深々と頭を下げた。



    見舞いに来たくても、アルバイトが休めなかった
    というのは本当だったんだろう。顔を見てそう思った。




    自動車事故、しかも人身事故。
    任意保険にも入っていない。

    2人ともまだ高校生。
    そして、乳飲み子を抱え、来年には
    第2子が誕生する・・・・・・。



    事故から3日間。



    身体を投げ飛ばされた直後は、
    怒りで一杯だったけれど、
    今ではそれも消えている。



    「どこ見てたのっ!なんで赤信号で止まらないのっ!」



    救急車が来るまで、私は彼女を叱っていた。


    「大丈夫ですか?」


    と尋ねる彼女に、



    「大丈夫なわけないでしょう!」


    と。



    今はむしろ、この子たちの将来が気になる。



    確かに被害者と加害者の関係であり、
    保険に入っていないなんて、これは
    許されることではないけれど。



    彼女とこの3日間話しているうち、
    彼女の生活環境や生い立ちが垣間見えてきた。



    はたから見たら、高校も留年、
    子どもも出来て、さらにもう一人出産予定。

    旦那さんはアルバイトで生活費を稼いでいる。



    なんて無計画な・・・と思われても仕方ない。




    けれど、やっぱり、ひとりひとり、
    一生懸命生きているんだと思う。



    たとえ社会の常識からはみ出していたとしても、
    ひとりひとりはその人生を一生懸命生きている。



    この3日間、彼女の様子を見ていてそう思った。



    若い夫婦を前に、夫がこう話し始めた。




    「ご主人にひとこと、言っておきたい。」



    何を言い出すのかと思っていると、
    私が思ってもみなかったことを言った。



    「これだけは言っておくけど、
    今回のことで、奥さんを責めたら駄目だぞ。
    いいか。奥さんだけの責任にしたら駄目だ。
    もう、君たちは夫婦なんだから、
    家族の問題として、家族で力を合わせて
    やっていくんだぞ。いいね。」



    それを聞いていた彼女に目をやると、
    目に涙がにじんでいた。


    旦那さんも、力強く、「はい!」と、
    目を見ながらこたえていた。




    取るべき責任はきちんと自覚させた上で、
    この夫婦にとってベストの解決策を選ぶため、
    引き続き話し合って行こうと思う。


    入院002



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    No title

    美穂さん、どうか安静にして早く回復しますように。
    許せない信号無視だけど、子供も乗せてお腹にもいるなら
    なおさら、今回の事は親としても、はっとしたはず。
    ご主人の言葉がきっと心に滲みたことでしょう。
    誠意がある相手で、私も少し安心しました。
    私が妊婦の時の貰い事故の相手は、一度も謝罪も見舞いも来なくて、父が嫌味を言いに来ただけだったもの。
    涼しくなったら、もしかしたら冬のトレーニングがてら?
    またご一緒しましょうね!

    ありがとう

    きらきらきら☆さん、

    きらきらきら☆さんの事故の時、謝罪にも来なかったの?!
    それはひどいですね~。

    今回の相手、毎日のように病院に来るので、こちらのほうから
    もう来なくていいよ・・・と言って、やっと昨日、今日は来なくなった。

    やっぱりこの、誠意があるかどうか・・・も、今後の展開に
    大きな影響を与えますよね。人間として当たり前のふるまいを
    してもらいたいものです。

    早く一緒に走りたいわ(笑)。

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    Author:My Serendipity
    英語講師

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