今朝。
友人からLINEが入る。
「標的の村」の監督の最新作、
「戦場ぬ止み」の、
一日限りの上映会があるという。
しかも大東で。
しかも、1時間半後に上映スタート。
彼女も今朝になって知ったらしく、
私も観たいだろうと声をかけてくれたのだった。
というわけで、朝から友人家族とともに
大東町へドライブすることに。



テレビや新聞ではわからない、
沖縄の現状がここにある。
戦中戦後を生き抜いてきた人だけでなく、
小学生、中学生も含めた若者たちが
基地移転反対を訴え続ける。
何度も国に裏切られても、
身体を張って沖縄・・・いや、
日本を守ろうとする人々。
沖縄戦で、全身を火炎放射器に包まれながら
奇跡的に生き延びた85歳の文子おばぁ。
不自由な足を引きずりながら、
キャンプ・シュワブへの搬入トラックの前に立ちはだかり、
身体を張って平和を訴える。
「自分の気持ちをこぶしに上げきれんのか!」
全編、大泣きし、笑いながら観た。
そして、沖縄の基地問題について
なにも行動を起こしていない自分を恥じた。
知らないということと知ることには大きな差がある。
知ってから黙って何もしないことと、
知ってから行動を起こすことにはもっと大きな差がある。
夕方からは隠岐の友人が遊びに来てくれた。
素敵な手土産を携えて。

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