• 2016.01.07
  •   お年玉事情




    冬休み明けて最初の授業。



    いつも通り、学生たちを6人程度の小グループに分け、
    グループごとに話し合った結果を発表させる。



    毎回、発表者を選んでもらい、
    発表者は教壇の前に立ち、自分たちの訳を披露。



    大抵学生たちはじゃんけんで決めているようだけど、
    今回は私の方から提案。





    「じゃ、発表者はね、今年お年玉をもらえなかった人~!」



    どど~っと笑いが起こる。




    多少はもらってるだろうと思いきや、数人が挙手。




    ある女子学生はニコニコしながらしかし悲しげに、




    「お年玉、もらうにはもらったんですけど、
    お父さんに全部、貯金しとくからって没収されました~。」





    ええ~?!





    小学生じゃあるまし、大学生にもなって、
    親がお年玉を没収するってか?!



    その、几帳面というか、厳格な親御さんにも驚くけど、
    はいそうですかと全額親に渡す学生も学生かと・・・。



    いや、それぞれ家庭の事情はあると思う。
    その家の決まり事もあるだろうし。



    しかし私なら・・・



    言うこときくはずないな。



    取っ組み合いになっても渡さなかっただろうな。



    ましてやうちの親はそんなこと言わなかったし。




    というより、祖父母も一人を除き、私が生まれる前に
    すでに亡くなっているし、しかもその一人だけのおばあちゃんも
    遠方に住んでいたし、親戚も極端に少ない家族だったので
    お年玉の額もたかが知れていたけど。




    もう一人の男子学生は、





    「バイトが忙しくて、実家に帰省できなかったんですよ~。」



    あら、そうなのね・・・と、




    「そりゃあ、お母さんもあなたが帰らなくて寂しかったでしょうに。」



    と、声をかけると続けて、




    「でも、母親に、「あんた、帰って来るの?毎回毎回、
    あんたが帰省するたびに1万円、電車代がかかるのよねぇ。
    それに、帰ってきたらお年玉もあげないといけないしさ~。」って
    言われましたから、喜んでんじゃないですかねぇ~。

    それに僕も、年末年始しっかり働いてかなり稼げましたから!」





    これもまた、現実的なご家族で。




    私なら、顔を見たくて抱きしめたくてしょうがないと
    思うだろうけど、まあこれもその時になったら
    おんなじようなことを言うかもしれない。




    我が家の息子たちも、親戚が少ないので、
    あまり稼ぎはなかったようだけど、
    しっかり自分の財布に収め、早速使っていらっしゃる。






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