• 2015.06.22
  •   星野文昭 絵画展に行って




    PTAの学年行事を無事終え、
    一旦、帰宅してすぐに、
    予定してた星野 文昭・絵画展へ。



    身体は少々疲れ気味だったけれど、
    数日前に大学前でチラシ配りをしていた
    高齢の男性にも、行きますね・・・と
    伝えていたし、この目で観てみたかったので、
    テルサまで車を飛ばす。



    駅前をテルサに向かって歩いていると、
    先日のそのチラシ配りの男性が嬉しそうに
    近づいてきて、


    「小豆澤さんですね!どうぞどうぞ!」


    と、名前まで憶えていてくださった。


    私が到着した時間は、絵画展がスタートしてから
    5時間は経過していた。



    「来場者は何人くらいですか?」


    そうお聞きすると、


    「40人くらいですねぇ。」


    思わず、


    「そんなに少ないんですか?!」


    そう尋ねると、



    「まあ、こんなもんですね。」



    何百枚のチラシを配布しても、
    冤罪で39年間投獄されている人の
    絵画を観に行きたい・・・と思う人は
    あまりいないのかもしれない。


    星野さん01


    来場者がほとんどいなかったので、
    先日の大学前におられた
    もう御一方ともしばらくお話した。



    星野さんの絵はどれもパステル調で
    柔らかで穏やかな絵。


    絵そのものよりも、これらの絵が、
    20代の終わり、無実の罪で投獄され、
    想像の世界で描くことしか
    できなかったという事実が胸を突く。



    本来なら、ここに描かれている
    イタリアの小道や、奥さんと暮らす故郷は、
    自分の目で見て、肌で感じ、
    自分の足で大地を踏みしめ、
    実体験を伴って描くことができたはず。


    40年もの長い間、
    再審請求をことごとく却下され、
    再三に渉る証拠開示要求も却下され、
    闇から闇へと葬られようとしている。


    星野さん02



    星野さんは小学校時代に、
    広島の被爆写真を見たことが原点となり、
    反戦・平和運動に参加するようになる。


    若い頃からリーダー的存在で、
    1971年に、沖縄米軍基地撤去デモを
    主導したことで、検察に目をつけられ、
    機動隊員の死亡事件の犯人にでっち上げられた。

    死刑を求刑され、その後、無期懲役となって現在に至る。



    この事件には物的証拠はなく、
    当時デモに参加した6人の証言を元に
    判決されたけれど、その6人のうち5人が裁判で、

    「検事に脅されて嘘をついた」


    と、証言を翻している。

    さらには、事件当日、星野さんは現場にいなかったこと、
    犯人が着ていたとされる服装と星野さんのそれとは
    全く異なることなど、冤罪を示す証拠は出ているにも関わらず、
    今もなお、星野さんは自由を奪われ、獄中で無実を訴え続けている。


    反戦・平和を訴え続けている人が、
    国家権力によって尊厳を奪われ、
    このような人生を送らねばならないこの国は、
    いったいどこを目指しているのだろうか。



    本の収益が、星野さんの再審請求活動の
    資金になるということで、購入した。


    星野さん04



    ざっと目を通してみたけれど、
    ネットなどよりも随分と詳しく
    星野さんについて書かれている。



    現在、「全証拠開示」を求め、
    100万人署名が始まっている。


    星野さん03


    星野さんは69歳。


    「文昭を70歳までに取り戻す」


    獄中結婚した祥子さんの願い。


    スポンサーサイト

    コメントの投稿

    非公開コメント

    プロフィール

    My Serendipity

    Author:My Serendipity
    英語講師

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    FC2カウンター
    フリーエリア
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QRコード