• 2015.02.19
  •   英語上達法





    午前中の英語の授業。本日は、生徒さんたちに
    宿題として出していた、スティーブ・ジョブズの
    伝説のスピーチの1節の暗誦。



    リズムや発音に気を付けながら、
    一字一句間違えずに発表できるように
    しっかり練習してきてくださいね~と、
    先週の授業後に告げると、
    生徒さんたちのテンションは一気にダウン。



    ええ~、と溜息。



    ですがね、みなさん。



    皆さんに負荷をかけるのが
    私の仕事でありますから。



    嫌われようと何しようと、
    皆さんの英語力向上につながればいいのです。




    というわけで、今日はひとりひとりが
    順番に発表された。その1節がこちら。


    私も、スティーブ・ジョブズのスピーチの中でも
    好きな1節のひとつ。



    When I was seventeen, I read a quote that went
    something like: "If you live each day as if it was your
    last, someday you'll most certainly be right." It made
    an impression on me, and since then, for the past 33
    years, I have looked in the mirror every morning and
    asked myself: "If today were the last day of my life,
    would I want to do what I am about to do today?"
    And whenever the answer has been "No" for too many
    days in a row, I know I need to change something.


    17歳のとき、私は次のような
    格言を読みました。「毎日を人生最後の
    日だと思って生きれば、いつか、それが
    本当になる。」この言葉の印象は深く
    心に刻まれ、それ以来33年間、私は
    毎朝、鏡に映る自分に問いかけてきました。
    「もし今日が人生最後の日だとしたら、
    今日やろうとしていることが、本当に
    私がやりたいことだろうか?」と。
    それに対する答えが「ノー」の日が何日も
    続くとしたら、私は何かを変える必要がある、
    と自覚するのです。




    3,4回再挑戦される生徒さんもいたけれど、
    ほとんどのみなさん、練習の成果を発揮。




    アメリカに行ってまだ1か月もたたない頃、
    町の唯一の映画館で、封切りされたばかりの
    バック・トゥー・ザ・フューチャーを観た。



    映画館では観客が大爆笑。
    初めから終わりまで笑いが絶えなかった。



    字幕なしの映画を観たのはそれが初めて。
    アメリカ人たちが何を笑っているのか
    さっぱりわからず、ほとんどついていけなかった。



    英語がわからない。



    ただ一人、映画館で取り残された。




    あまりにも悔しかったから、しばらくのち、
    ビデオをレンタルし、映画のセリフを
    そっくりそのままカセットテープに録音し、
    それを2,30回・・・いや、もっとかな、
    繰り返し繰り返しリスニングをした。



    始めは全くちんぷんかんぷんだったものが、
    そのうちだんだんと聞こえてくるようにになり、
    気づけばあの長い映画のセリフを暗記していた。


    全部覚えてしまったので、
    映画の中で俳優たちが話す前に、
    すでに口をついてセリフが出てくるまでになった。



    英語学習のモチベーションはひとそれぞれ。

    私の当時の原動力は「悔しさ」だった。



    英語が片言なために、オペレーターに、


    「あなたの英語はわからない」


    と、ガチャギリされたこともあった。



    荷物を盗まれたときも、
    きちんと英語で説明できず、
    泣き寝入りした。



    そんな悔しさが、



    「今に見てろ~」



    と、私を奮い立たせた。



    日本にいると、こうした経験は
    したくてもできないかもしれない。



    日々の生活の中で、
    モチベーションを維持して
    英語学習を続けるのは
    そうそう簡単なことではない。



    なぜ自分は英会話を勉強しようと思い立ったのか、
    英語を使って何をしようとしているのか、
    初心に戻ってみる・・・という作業が必要。



    Endurance makes you stronger.

    継続は力なり。







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    「屈辱」と書いて「○○」と読む

    ふふふ、後半部分は「らしい...」ってつぶやきました。
    若き日の姿が、具体的に目に浮かびます。

    そして、「今に見てろ~ッ」は日本にいても何度も経験してますよ。
    成長の母ってとこですかね。

    目の前にいる英語ペラペラの先生だって、自分達と同世代の頃の
    そんな経験が基になっているのだと実感をもてるようになれば
    教え子達も勉強へのアプローチが変わるのでしょうね。
    まぁ、極数人なのかもしれませんが。
    にしても、学生達が羨ましい気がします。

    僕が学生時代に、同じような英語の先生がいたら...
    間違いなく、激しい口論の上、意地でも論破しようとしていたのでしょうが。

    最後の2行が・・・

    ワイルドN氏、

    最後の2行がいかにもワイルドN氏らしい。

    もしも私たちがそんなシチュエーションで出会っていたら・・・。

    あ~、想像するだけで嫌だわ(笑)。

    書かれていること、本当にそうだと思います。だから、
    私自身、挫折の経験を出来てよかったなと。その時には
    今の自分なんてもちろん想像できなかったですが、
    挫折、屈辱の時期があったからこそ、今、学生たちにも
    その経験を話すことで元気づけることができますもん。

    たまに、留学しようかどうしようか悩んでいる・・・と、
    相談に来る学生がいます。授業の中でも、ことあるごとに
    「外の世界を見てなんぼ」って話、どんどんはっぱかけて
    いるのです。
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    英語講師

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