• 2010.09.30
  •   アメリカ 激化する“反移民”






    今晩のNHKクローズアップ現代は今のアメリカの
    移民問題について取り上げていました。


    アメリカに住んでいた私としては、こうした移民問題が
    取り上げられると、日本に住んでいる今でも気になるところです。


    でも、ブログで語れるほど勉強しているわけではないので、
    ここで論じることはできない。



    当時、学生だった私は学費や生活費を稼ぐために
    日本食レストランでアルバイトをしていました。


    学生ビザでアメリカに住んでいる身では、本来
    仕事をしてはいけないのですが、日々の生活の為に
    働かなくてはいけない。


    見つかれば即、国外退去・・・強制送還です。

    強制送還された人はどうなるかというと、
    本当に身一つで本国へ帰されるのです。
    家財道具、何もかも一切アメリカに残したまま、
    飛行機に乗せられてはい、さようなら。

    飛行機代は後日請求され、
    残して行った身の回りの物は、当然本人はもう
    アメリカに入国できませんので、
    諦めるか、知人に頼んで日本に送ってもらうことになるらしい。



    隠れてビクビクしながら働く・・・という点では
    メキシコからの不法労働者と同じだったかもしれません。



    朝、大学に行ってお昼になると日本食レストランで
    働き、また大学に戻り、今度は夕方から夜中まで別の
    レストランでアルバイト。


    その頃一緒に働いていたのは全員メキシコ人でした。


    メキシコに家族を残してきた人、
    メキシコで働いていたけど、よりよい生活を求め、
    アメリカに入国した人。


    殆どが正規の労働許可証を持っていませんでした。



    レストラン・オーナーにとっては我々は使い捨て。
    アメリカの最低賃金で働き、得る権利のあるチップも
    いくらかはオーナーの懐へ。


    レストランで出される「まかない料理」も、
    お店では出せない古い御飯に、残り物の野菜を混ぜて
    炒めたもの。それを大皿に乗せて、ドン、と厨房に置かれる。


    それを我々ウエイトレス、ウエイター、皿洗いたちで
    小皿に分けて食べる。


    味なんて覚えていません。
    ただただ、屈辱的な食事だったな・・・という記憶だけ。
    まるで犬や猫に餌を与えるように、「ほら、食え」と
    云わんばかりに目の前に投げ出される大皿。


    たまに、オーナー不在のときは、仲のいいメキシコ人シェフが、

    「ラーメン食べようぜ」


    と、みんなにこっそりラーメンを食べさせてくれました。



    今でも忘れらない思い出。後悔していることがあります。


    車を持っていない同僚のメキシコ人ウエイター。
    よく、夜中に仕事を終えてから私の家とは反対方向だった
    彼の家まで車で送ってあげていました。


    ある晩。


    何の理由だったか覚えていませんが、面倒になった私は、


    「自分で歩いて帰って」


    と、彼を車に乗せてあげることもなく、帰宅してしまいました。


    その晩。


    夜道を歩いて帰った彼は、強盗に襲われました。


    持っていたその日の給料、チップ、そして着ているものまで
    奪われてしまったのです。


    翌日バイトに来た彼にその話を聞かされました。


    今でも「あの時面倒臭がらずに送ってあげていれば」
    と後悔しています。


    彼にとってはアメリカで生活するための大事な日銭。
    それを全部、力ずくで奪われた屈辱感。



    陸続きのカリフォルニア州の国境を越え、
    メキシコの国境沿いの町、ティファナに入ると
    そこはもう別世界。
    貧富の差をまざまざと見せつけられます。


    たまにメキシコ国境を越えてティファナに行きましたが、
    行きはよいよい帰りはこわい・・・とはこのことで、
    アメリカ側からメキシコへ入国する際は、
    国境沿いの道路もスイスイと無条件に通過できます。


    逆にメキシコからアメリカへ戻ろうとするときは、
    時として大渋滞となります。

    一台、一台、車のトランクだけでなく、
    「車の下」まで検査されます。
    そう、車の下にはりついて、密入国する場合もあるのです。

    一度、トランクの鍵が壊れて開かなくなった時があり、
    運悪く国境で止められました。
    トランクを開けない限りアメリカに入国させない・・・と、
    道路脇に止められましたが、開かないものは開かない。

    こちらもやけになって、

    「トランクが壊れてもいいから、じゃあこじ開けて頂戴。」

    と開き直ると、仕方なしにそのまま通過させてくれた・・・
    なんてこともありました。


    アメリカは移民で成り立った国。
    でも今そのアメリカでは、後発組の
    増え続ける南米からの移民を
    排除する運動が高まっている。


    自分たちの職を奪う不法労働者。
    自分たちの税金を使う南米不法移民。


    でも、長年、アメリカのいわゆる白人たちが
    やりたくない仕事を引き受けてきたのも南米移民をはじめとする
    多くの移民たち。


    経済や政治の動向によって移民受け入れも大きく左右されます。


    経済状況の悪化に伴い、
    その矛先が移民問題にだけ集中するのは残念なことです。


    私が住んでいた8年弱の間にも、
    政権が代わり移民受け入れが大きく緩和された
    時代もありました。


    クローズアップ現代では、ある移民の子供に
    インタビューをしていました。


    アメリカで生まれ、アメリカで育った少年。
    彼は「アメリカ人」なのです。

    外見で差別される少年。

    両親がメキシコからの移民だというだけで、
    毎日のように、「自分の国に帰れ」と他の子供たちから
    罵声を浴びせられ、いじめられる。


    泣きながらインタビューに答えていた少年
    の姿が心に残ります。
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  • 2010.09.29
  •   The Open Mind of Lafcadio Hearn:オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲に捧げる造形美術展)






    10月から11月にかけて開催される展覧会のお知らせです。


    The Open Mind of Lafcadio Hearn
    オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン
    (小泉八雲に捧げる造形美術展)



    私の幼馴染であり、友人の彫刻家
    米田 由美子氏(オランダ在住)も参加する
    この展覧会は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の
    生誕160年、来日来松120年を記念して企画されました。


    築城400年を迎えた松江城、小泉八雲記念館、
    カラコロ工房にて作品展示が行われます。


    詳しくは八雲会のウェッブサイトをご覧ください。

    八雲会オフィシャルサイト


    また、ヨーロッパを中心に活躍中の彫刻家・
    米田 由美子氏の作品・作品展はこちらをごらんください。

    米田由美子オフィシャルサイト



  • 2010.09.28
  •   行ったり来たり






    PTA広報部長となって早、半年。

    年度始めに宣言した、

    今年から広報誌を年3回発行する。

    その、今年第2号目の発行日も迫ってきました。


    で、ここのところまた毎日学校へ出向いています。


    先生方に記事を依頼したり、
    写真を撮影しにいったり、
    印刷会社さんと打ち合わせをしたり。


    今日は、印刷会社のデザイナーさんと一緒に
    小学校事務室のパソコンで大量の写真の中から
    広報誌に掲載する写真を選んでいました。


    今回、PTA会長にデジイチの巨大望遠レンズをお借りして
    運動会の撮影をしたのですが、
    おかげで結構いい写真が撮れました。


    「通常、かなり大量に写真を撮ってこられても、
    殆どぶれていて、使えるのはその中の数枚なんですけど、
    これはいい写真が結構ありますね~。」


    と、若いデザイナー、M氏に褒められ、
    ますますデジイチへの思いが募ったのでした。


    ま、私の腕じゃなく、カメラを褒められたんですけどね。


    我が家からわずか200メートルくらいの距離にある学校へ
    毎日行ったり来たり。


    明日は教頭先生への突撃インタビュー決行です。


  • 2010.09.27
  •   FOG BAR






    男性整髪料、UNOシリーズ、FOG BAR

    これ、結構いいです。

    前からスタイリッシュなCMだなぁと
    気になっていたのですが、

    先日のこと。

    朝の番組で、最近この商品、女子にも
    大人気だと取り上げられていて、
    何でもすぐに試してみたくなる私、
    早速購入してみました。


    ヘアスタイルに合わせて3種類出ています。
    私が買ったのは「がっちりアクティブ」。


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    FOG BAR と言うだけあって、FOG・・・霧状の
    スプレー式になっていますが、
    全然べたつかず、テレビで言っていた通り、
    あっという間にヘアスタイルがきまります。

    何でも、この簡単、速攻というのが
    女子に人気の理由だそうです。


    朝は忙しいですからね、女子は。



    で、この商品、こんなブックレット付なのです。



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    中にはスタイルを決める裏技も紹介されてます。



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    今までジェルやムース、ヘアスプレー、ワックスと、
    いろいろ使いましたが、ワックスはスタイルは
    作りやすくても、シャンプーでなかなか落ちない。


    朝お忙しい女子のみなさま、おススメです。

  • 2010.09.26
  •   緑蔭ギャラリー






    今日は、昨日ブログでご紹介したコラボ展

    秋日和~錦の宴~

    に行ってきました。


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    一昨年は私もこちらのギャラリーを使わせていただき、
    差海氏とともにコラボ展を開催しましたが、
    足を運んでくださった皆さんが、
    このギャラリーのファンになられたようです。


    緑に囲まれた静かな環境、
    蔵を改装したギャラリー、
    そして隣接したレトロなカフェ。


    私もこのギャラリーが大好きな一人です。


    玄関を入るとすぐに差海さんの椅子が↓
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    齋藤さんの作る素敵な器の数々↓
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    今回、私はこの御飯茶碗を買わせていただきました。
    淡いライトブルーが綺麗↓
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    和田千寿子さんの織物。美しい藍色です。↓
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    帰りに隣接するカフェ、茜屋珈琲店で
    コーヒーをいただきました。


    IMG_0811_convert_20100926154804.jpg


    ご主人の蔵書の棚から、こんな本を見つけました。


    IMG_2163_convert_20100926154916.jpg


    美味しいコーヒーを飲みながら、
    静かに流れる時間に身をゆだねる・・・


    ここのところそんな時間がなかったのですが、
    たまに静かなカフェで一人、
    コーヒーを飲むっていいものです。


    作品展は明日まで開催しています。


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    Author:My Serendipity
    英語講師

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