• 2017.08.04
  •   シカゴ・ファイア シーズン3




    AXNで絶賛放送中のアメリカン・ドラマ、
    シカゴ・ファイアのシーズン3。



    主要キャストのひとり、ケリー・セブライトのセリフから。

    ちなみに、海外ドラマファンはよく知っているだろうけど、
    セブライト演じるテイラー・キニーはレディー・ガガの元カレ。



    出火現場に駆け付けると、
    炎の燃えさかる窓から
    真っ先に逃げ出してきた、夫。


    セブライトたちは家の中に取り残された
    妻を救出すべく、炎の中へ飛び込んでいく。



    無事に2人を救出したのち、
    妻を置いて先に逃げ出してきた夫が、
    まるでヒーローのようにテレビの
    ニュースのインタビューにこたえているのを見て、
    救出作業にあたった消防隊員たちは
    夫のことを「妻を置いて我先に逃げ出したくせに」と、
    皆で笑いものにしていた。


    数日後、夫が消防署を尋ねてくる。
    救出にあたった消防隊員たちに
    感謝を述べるけれど、
    どの面を下げてやってきたんだ、と
    隊員たちは白けた顔で出迎える。


    そこで、「・・・実は・・・」と、夫が
    着ていたシャツを脱ぐと、彼の身体には
    大やけどの痕が。


    子どもの頃、火事に巻き込まれ、
    大やけどをおったトラウマから、
    パニックになり、妻を置いて
    真っ先に逃げ出してしまったのだと。



    それを聞いた隊員たちの顔からは嘲笑が消えた。



    彼が立ち去った後、セブライトが
    他の隊員たちに向けて言ったセリフがこちら。



    ドラマ06



    字幕では、「大変な経験をしたんだ」
    となっているけど、実際の英語のセリフは、


    "walk a mile."


    「ウォーク・ア・マイル」、直訳すると、
    「1マイルを歩く」という意。


    実はこの表現は、


    walk a mile in someone's shoes



    を、短く言ったもの。



    walk a mile in someone's shoes を直訳すると、
    「誰かの靴を履いて、1マイルを歩く」ということ。


    そこから、


    「相手の立場になって考える」


    という意味となる。



    それを知ったうえで、
    自分ならどんな日本語字幕にするか
    考えるのもまた楽しいというもの。








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  • 2017.05.09
  •   悪党に粛清を



    連休最終日の日曜日に観た映画、



    悪党に粛清を



    映画06



    って、またもこの邦題・・・



    ちなみに原題は


    The Salvation


    意味は「救出」「(罪からの)救済」。




    この映画、かなりめずらしい。



    何が珍しいって、製作は、
    デンマーク、イギリス、南アフリカ合作。
    こんな映画、めったにないんじゃないかしら。



    しかも、この3国が作ったのが、
    アメリカ開拓時代の西部劇




    あの、ドラマ「ハンニバル」のレクター博士役の、
    北欧の至宝」と呼ばれる名俳優、
    マッツ・ミケルセンが主役。




    ものすご~く、かいつまんであらすじを言うと、

    マッツ扮するジョンはデンマークから
    新天地アメリカへと移住し、その7年後に
    妻と息子を呼び寄せる。


    久しぶりに再会を果たしたまさにその日、
    無法者の男たちに2人を殺されてしまう。


    そこから彼の復讐劇が始まる。



    法と秩序のない無法地帯と化した
    小さな町で繰り広げられる闘い。



    普段なら西部劇なんか観ないけれど、
    あのマッツ・ミケルセンが出ているし、
    それよりも何よりも、悪党のドン役に
    私の大好きな俳優、



    ジェフリー・ディーン・モーガンが出てる!



    モーガン



    彼は日本ではあまり馴染みのない
    俳優かもしれないけれど、
    アメリカン・ドラマ好きには
    グレイズ・アナトミーや、最近では
    ウォーキング・デッドのニーガン役で知られた存在。



    めっちゃカッコいいのよねぇ。好きだわぁ~ 




    マッツの演技・・・目力には圧倒されまくるし、
    モーガンの悪党ぶりは「ウォーキング・・・」の
    ニーガン役を彷彿とさせるし。



    ストーリーは単純なのだけど、
    一流の役者が揃うと、こうも
    映画に惹きこまれるのかという、
    極上の娯楽映画



    しかしなぁ。



    この映画もまた、邦題で損をしている。




    昨年度、私の授業をとっていた学生で、
    (このブログにも以前書いた)
    大の映画好きの男子学生がいる。



    半端ない本数を観ているし、
    かなりマニアックなものから、
    古典映画までジャンルが広い。



    授業担当から外れた今も、
    お互いにおススメの映画があるときには
    lLINEでやりとりしている。



    早速、この映画のこともLINEで知らせたところ、



    「偶然、僕も同じ日にDVD観たんですよ。
    それで、ちょうど先生におススメしようと
    思ってたところだったんです~」



    と、返事が。なんという偶然。



    同じ日に、こんなマニアックな映画を観たなんてねぇ。


  • 2017.01.24
  •   グレイス&フランキー






    現在、Netflixで配信中のアメリカのコメディ・ドラマ、

    グレイス&フランキー

    友人から面白いよ・・・と勧められ。



    このドラマの舞台となるのが、
    私が長年住んでいた、
    カリフォルニア州のサンディエゴ


    主人公たちが住んでいるのは、サンディエゴの中でも、
    超高級リゾート地である、ラ・ホヤ ビーチという場所。



    サン・ディエゴには、スペイン語の地名が多くある。


    ラ・ホヤといえば、高級過ぎて住むことはできなかったけど、
    アルバイトをしていた画廊がラ・ホヤ・ビーチの
    目抜き通りに面していたので、毎週通っていた。


    週に数回、その高級画廊へアルバイトに行き、
    画廊の隣にあった、これまた高級フレンチ・レストランの前に、
    リムジンやらベントレーが横付けされ、
    その中から白人のマダムたちが出てくるのを
    眺めていたものだった。




    70代の裕福な2組の夫婦。
    夫同士が長年一緒に弁護士事務所を経営しているが、
    妻同志は全く正反対の性格で、お互いを嫌いあっていた。

    ある日突然、夫たちが、ゲイであることををカミングアウトし、
    彼女たちと離婚して、夫同士で結婚したいと
    告げるところからドラマがスタート。



    そこからドタバタ劇が展開していくわけだけど、
    これがもう面白いのなんのって。


    70代の妻役を演じるジェーン・フォンダも
    リリー・トムリンも実年齢が80歳近い。



    夫役の名優マーティン・シーンと
    サム・ウォーターストンとの4人の掛け合いが
    とにかく最高に面白くて、毎回ゲラゲラ笑っている。



    下ネタあり、毒舌、禁止用語満載で、
    特に、リリー演じるフランキーは
    天性の自由人で、エスニックなファッションも
    かっこよく着こなしている。



    私の70代、こんなばあさんになりたい。












     本日のスィーツ 

    島根大学内にある、ベーカリー&カフェ アセットの中で
    時々販売されているというワッフルを頂いた。

    トースターで外側をカリッと焼いたら激ウマ



    スィーツ22


  • 2017.01.22
  •   沈黙 - サイレンス -



    一昨日の講義終了後。


    マニアックなほどに映画好きの男子学生が、
    自分は自転車と電車を乗り継いで、
    朝早くから出発し、出雲まで映画を観に行く・・・
    と言っていた。


    本物の映画好きだな。



    同じ日の夜、夫が



    「久しぶりに出雲で映画観る気ないか?」


    と聞いて来た。



    封切り初日に、楽しみに待っていた
    スコセッシ監督の映画、「沈黙」を観たいのだと。



    映画03




    私を誘った理由はというと・・・



    夫婦50割引というのがあって、
    夫婦のどちらかが50歳以上だと、
    2人で2,200円。これ、かなりの割引。


    そういえばもう何年も前に、
    スティーブンと一緒に映画を観に行ったとき、
    何も言わないのに売り場の兄ちゃんが
    勝手に私たちのチケットをこの割引にしたことがあり、
    一体どっちが50歳以上に見えたんだよ?!と
    憤慨したこともあったなぁ。しかも夫婦じゃないし。



    というわけで出雲へ。



    評判も高く、先日もNHKで特集が組まれていたこの映画。
    スコセッシ監督、名だたる日本の俳優陣・・・となれば、
    かなりの観客数か・・・と思っていたのに、
    初日だというのに人はまばら



    ホントにみんな映画を観なくなったんだなぁ。



    約3時間の長編映画。私は原作を読んでいないけれど、
    遠藤周作のこの小説は、史実に基づいた、
    実際の人物をモデルにして書かれたものらしい。


    ちなみに、重要人物の1人であるキチジローは
    遠藤周作自身を投影させたものだとか。



    映画の内容はネタバレになってしまうので
    書かないけれど、浅野忠信とイッセー・尾形の
    英語の上手さには驚いた。
    話し方の抑揚がとても自然で発音もきれい。


    彼らが英語を話すのはわかるけど、
    村人の多くまでが英語を話す。

    あの時代にこれだけ英語が流ちょうだという
    設定は無理があるんじゃないの?とも思うけど。


    ま、字幕スーパー嫌いのアメリカ人向けには
    こうするしか仕方ないのかもねぇ。



    イッセー尾形の目の演技は見事。
    その、変化の激しい感情表現を
    目だけですでに演じている。



    中でも、ぞぞっとしたシーンがあるんだけど、
    これも、ここで書いてしまっては興ざめなので。



    浅野忠信は惚れ惚れするほど男前だし、
    キチジロー役の窪塚洋介もはまり役。

    キチジローという存在は、いろいろと
    考えさせられるものがある。


    ちなみに彼は、最初のオーディションでは
    受ける以前に、部屋に入った途端、
    ガムを噛んでいたその態度に、


    「マーティンはお前みたいなヤツが大嫌いなんだよ。」


    と、すぐに退室させられたらしい。




    信じる宗教というものを持っていない私には
    自分がどこまでこの映画を理解できたかはわからない。


    この映画はクリスチャンが観たら
    どう思うのかと聞いてみたい。



    布教にやってきた宣教師と改宗した日本人たちへの
    迫害の歴史。宗教が異なるというだけで、
    徹底的に信者を棄教あるいは処刑してきた歴史。


    映画ではかなりリアルにその様子が書かれている。
    ISを思わせる斬首シーンも出てくるし、
    スコセッシの描く日本の役人たちは、容赦なく
    村人たちを殺していく、非情な人間として描かれている。


    あの当時の日本人にとってのキリスト教とは
    何だったのかということも描かれている。



    でも映画ではなぜ、キリスト教が禁止されたのかという
    側からは詳しく描かれていない。あくまで、
    宣教師の視点から一方的に描かれている。





    あのキリスト教弾圧の歴史がなかったら、日本は、
    今の日本とは全く違う国になっていたかもしれない。

    植民地化されずにすんだ・・・という
    考え方もできると思う。



    赦し、欺瞞、信仰・・・奥の深い映画ではあった。



    とにもかくにも、自分の歴史知識の未熟さ故、
    もう一回、日本史を勉強しようか・・・と、
    映画の内容とは別の感想を持った。




  • 2017.01.13
  •   オレンジ・イズ・ニュー・ブラック




    先月、長年契約していたスカパーを解約。


    ディレク・TV時代から契約しているから、
    もうかれこれ20年以上、CS衛星放送で
    アメリカ・ドラマを観てきた。



    ちょっと残念だったのは、ちょうど年末で
    契約が切れたので、毎年欠かさず観ていた
    ゴールデン・グローブ賞(スカパー独占放送)を
    観ることができなかったこと。



    なので、あの話題となった、メリル・ストリープの
    トランプ批判をリアルタイムで観ることができなかった。



    授賞式の場で政治的発言をすることは一応、
    タブーとされているけれど、過去にも何人も
    ステージ上で発言しているし、受け入れられてきた。


    日本で、あのような映画やドラマの授賞式で
    安倍政権を批判したら、もう二度とテレビの
    仕事がなくなるだろうな。日本とアメリカの大きな違い。




    さて、話を元に戻すと、最近では
    インターネット動画配信が充実し、
    月額わずか1000円前後で
    海外ドラマや映画が見放題。



    スカパーを契約するメリットがなくなった。



    我が家では昨年からHuluを契約している。
    これはアメリカ最大手の動画配信サービス。



    もう一つ、今月からお試しで契約しているのが、
    これもまたアメリカで人気の配信サービスである、
    ネット・フリックス。この配信サービスが
    人気の理由のひとつが、オリジナル作品が多いこと。



    ネット・フリックスがドラマや映画まで作っている。
    それを、自社の配信サービスで配信するというもの。



    だから、地上波番組のCMスポンサーの縛りがない分、
    何でもありの内容で、面白いドラマが多い。




    ここ数年、ゴールデングローブ賞で
    毎年ノミネートされているドラマ、


    オレンジ・イズ・ニュー・ブラック



    作者が自身の経験をもとに書いた、ノンフィクションが原作。



    主人公パイパーは、ニューヨークの裕福な家庭で育ったお嬢様。
    10年前に好奇心から、当時のレズビアンの恋人の
    麻薬取引を手伝った罪で投獄されてしまう。

    彼女と他の収監されている多くの女性たちとの
    刑務所での生活を描いたヒューマンドラマ。



    これがかなり面白い。




    基本的にはコメディ。毎話、それぞれの囚人たちが、
    何故、収監されることになったのかが、
    回想シーンとともに描かれている。




    オレンジ・イズ・ニュー・ブラックというタイトル、
    オレンジは新しい黒・・・って何のこっちゃという感じだけど、
    英語では、「ニュー・ブラック」というのはスラングで、
    新しい黒・・・ではなく、今流行りの色という意味。



    黒といえば、服装の定番色。そこから、
    新しく流行り…定番となりつつある色という意味になっている。


    オレンジ色は囚人服の色。



    ちなみにこれ、英語タイトルは、


    Orange is the new black


    そう。「ニュー・ブラック」ではなく、
    ・ニュー・ブラック」が正しい。


    なぜ、こうしてカタカナ表記にする際に、
    このThe」を脱落させるのか。
    このドラマのタイトルに始まった話ではない。



    こんな風に、おかしな英語にするから、
    いつまでたっても英語の冠詞の感覚が身につかない。



    それはさておき、このドラマ、
    現在ネット・フリックスでシーズン4まで配信中。



    ネット・フリックスは、1か月無料お試し
    契約ができるので、おススメ。



    このドラマ以外にも、ネット・フリックスの
    オリジナル作品として大ヒットしたのが、
    ケヴィン・スペーシー主演の、


    ハウス・オブ・カード



    これ、K1のイチオシのドラマ。




    しかしこれもねぇ、本題は、




    House of Cards



    「カード」じゃなくて、
    複数形の、「カーズ」なんだけど。



    これだから、いつまでたっても
    冠詞と同じく、単数・複数の概念が
    身につかないんだよなぁ、私たち日本人は。





    カタカナ表記するなら、原文に忠実にしましょう。






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    My Serendipity

    Author:My Serendipity
    英語講師

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