• 2018.01.25
  •   ポール・スミスの似合うU君




    22,23,24日ブログを更新しました。




    私が英語を教えている学部の学生の中には
    時々、個性的でおしゃれな男子学生がいる。



    彼もその一人。



    デザイナーのポール・スミスに心底ほれ込み、
    コートから靴下にいたるまですべて
    ポール・スミスでコーディネート。




    一番前の席だから特に、毎週どんな服で
    やってくるのか、実は楽しみ。



    今日は最後の授業ということで、
    記念にブログに登場してもらうことに。




    生徒04


    今日の彼のイチオシは、このブルーのソックスらしい。

    隣の男子学生に、


    「んなもん、見えんやん。」


    と言われていたけど、


    「見えないところに気を使うのがおしゃれや!」



    と、彼。



    生徒01



    女子学生のSさんも、人と同じ格好をするのが嫌い。
    格好よく、髪には赤いメッシュを入れている。



    生徒02



    生徒03



    残すところあとは期末試験のみ。



    この子たちのいるクラスは本当に笑いが絶えず、
    教えるこちらもたくさん楽しませてもらった。



    別れがさみしいな。



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  • 2018.01.17
  •   海外ビジネス 武者修行プログラム



    後期の授業も残すところあと3回。



    なのに。


    なのに。



    なのに。



    とんでもないヤツがいた。



    いつものように、グループ・ワークを
    している学生の机の回りを歩きながら、
    宿題である、本文の訳をしてきているか確認。




    すると、ノートすら開いていない学生を発見。




    「ノートは?宿題の本文訳はどこ?」



    「え?あ、頭の中にあります。」



    「いやいや、訳はきちんとノートに
    書き出してくるのが宿題だよね?
    なんでやってこなかったの?」




    「え?面倒だったから。」




    もうね、この一言を聞いて、
    ブチ切れましたよ、私は。




    「面倒だぁぁぁ~?!あなたね、
    私の授業では、毎回宿題として
    訳をノートに書き出すことになってるよね?!
    めんどうだっていうんなら、授業に来なくていい。
    今から出ていってちょうだい!」



    「いや、面倒ってのは宿題が面倒じゃなくて、
    訳をノートに書くのが面倒って言っただけで。」



    黙れ!




    「だから、私のやり方が納得いかないのなら、
    このクラスは履修せず、他の先生で
    出直せばいいから!早く、出ていきなさい!」




    もうね、30数名の学生たち、
    本来ならグループで話し合いを
    しているはずなんだけど、
    教室の中は静寂・・・・・・。



    みんなね、どうなることかと
    耳をそばだてていたに違いない。




    何度か、出ていきなさいと言ったけれど、
    とうとうその男子学生は出ていかず。




    全くね、言葉遣いも知らないし、
    悪びれもせず、平気で「面倒だから」
    なんて言うんだから、呆れたもんだ。



    滅多に他の学生たちの前で叱ることはないけれど、
    あまりにもマナーを欠いた態度を取るやつは
    見過ごすわけにはいかない。



    が、叱ったあとは、フォローも大切。



    「ちゃんと積極的にグループ代表として
    今回の発表者の担当するなら
    許してあげるかもしれないわよ。」



    と、教室の緊張をほぐすために
    笑顔でヤツに恩赦を与えると、



    「「かもしれない」・・・なのか。」



    と。



    「当たり前だわよ!甘いわ!」 





    せっかく安定している血圧が
    一気に上がるかと思った。




    いろんな学生がいる。


    勿論、ほとんどの学生は真面目に勉強している。
    グループでディスカッションをしているのを見ていると、
    多くの学生が楽しそうに授業に参加している。




    キラリと光るものを持っている学生もいる。 




    今日は朝イチのクラスで怒り爆発したけれど、
    次のクラスでは将来が楽しみな学生がいた。




    冬休み中にベトナムで2週間の
    研修プログラムに参加していた彼。



    充実した2週間だったようで、
    研修資料を持って、教室に来ていた。



    話を聞くと、彼が参加した研修プログラムは、
    海外ビジネス武者修行プログラム
    と呼ばれるもの。


    全国から集まった大学生たちが、
    書類選考やインタビューを経て、
    選ばれた学生たちは、3,4人の
    チームに分かれ、ベトナムで
    ビジネスプランを立て、それを
    2週間の間に形にしていく。

    ☆詳しくはHPへ



    彼が説明してくれたことによると、
    彼のグループはベトナムのエステサロンで、
    泥パックのサービスをビジネスにしていく計画をたてた。



    資料もすべて、自分たちで作成。



    プレゼンテーション04



    プレゼンテーション02



    わずか2週間の間に、まずは街頭で
    世界中から来ている観光客に
    アンケート調査をし、ニーズを探り、


    プレゼンテーション06



    「泥パック」という、現地ではまだどこのサロンも
    行っていないサービスにビジネスチャンスが
    あるのではと考え、そこから泥を販売する業者を調べ、
    実際に契約を取り付け、現地のサロンに
    泥を搬入して、最終的に何人もの顧客に
    利用してもらい、利益を出すことができた。


    プレゼンテーション03





    わずか2週間の間に。


    ものすご~くインテンシブなプログラム。



    彼のグループには有名大学の学生たちもいて、
    彼らからたくさん刺激をもらってきたようだった。



    それにしても週間。たったの週間。



    「現地ではベトナム人もみんな英語で
    コミュニケーションをとっていて。
    何とかなるもんだってわかりました。」



    いつもはもの静かな学生だけど、
    帰国してから何だか生き生きとしている。




    「よかったら、5分くらい時間をあげるから、
    みんなにも、経験談をシェアしてみない?」



    そう声をかけると、喜んで
    教壇の前に立って、経験を話していた。


    プレゼンテーション01



    授業が終わってからもしばらく彼と話す。


    理工学部の中でも、農業経済学が専門の彼、
    大阪出身だけど、卒業後は島根での
    就職も視野に入れているという。



    奥出雲の食の杜や、木次乳業の
    佐藤さんのことを話したら、
    興味津々で、早速調べてみます、と。


    こういう若者に、是非とも島根に残ってもらい、
    農業の活性化のためのアイディアをどんどん出してほしい。







  • 2017.12.27
  •   人生最大の壁






    学生たちも今週から短い冬休み。



    教室の学生たちにそれぞれ、
    この冬休みをどう過ごすかと
    英語で尋ねてみると、
    ほとんどが実家に帰省。



    中には塾の講師のアルバイトで
    お正月も実家に帰ることができない学生も。




    冬休み前の中間試験に、
    今までの人生の最大の壁は何だったか、
    そして、それをどう克服したのか・・・と、
    英作文問題を出した。




    答えの多くが部活に関するもの。
    レギュラーになることができなかった、
    怪我で部活を断念した・・・



    中には、親友にガールフレンドを取られた・・・
    なんて、読んでいて可哀想になるものも。




    けれど、圧倒的に多かったのは、大学受験。




    あんなに苦しいものはなかった・・・と書かれている。
    希望の大学に行くことができなかったというものも。



    そして、その受験勉強や入試の壁を
    どうやって乗り越えたか・・・というところには、
    ほぼすべてが、「両親や友人のサポートがあったから」。




    K1も今、まさに人生最大の大きな壁に
    直面しているのかもしれない。



    大学で講師を始めた頃、
    息子たちは小学生と保育園児だった。



    だんだんと息子の年齢と生徒たちの
    年齢が近づいていくにつれ、



    歳をとったもんだと実感。






  • 2017.11.29
  •   消しカス





    現在、大学は中間試験期間中。




    私の試験問題は記述部分が多いので、
    試験が終わると教室の机の上は



    消しゴムのカスだらけ。



    これ、観察していると面白い。





    次にその席に座るであろう学生のことを考えず、
    大量の消しゴムのカスを机に残したまま、
    教室を後にする学生もいれば、



    手ではたいて、床に落とす学生も。




    そして、注目すべきは、自分の出した消しゴムカスを
    手のひらをちり取り代わりにして丁寧に寄せ集め、
    そのまま手を握って、教室を出ていく学生たち。




    これは、外に出てごみ箱に捨てると思われる。




    そしてこれ、




    面白いことに、




    圧倒的に男子学生が多い。




    あまり女子学生でこうして片付けて帰る
    学生を見ないような気がする。




    丁寧に片付けて帰る学生には声をかけるようにしている。




    勉強ではない部分で、私からべた褒めされて、
    学生たちは大抵、恥ずかしそうにするけれど、




    こういうところに彼らの人柄を感じる。






    トルコ刺繍糸を使ったニットリングの
    チョーカーができました。



    チョーカー20



    チョーカー21







  • 2017.11.24
  •   叱咤と激励







    また中間試験のこの時期がやってきた。




    今回は、作品展と、答案用紙の
    採点の時期が重なるというハードなスケジュール。





    今日の試験、ぎりぎりまで教室に残って
    粘っていた学生たちと、帰り際に立ち話。




    私がそういうオーラを持っているのか、
    私のアンテナがキャッチするのか、
    あるいはそうした学生が多いのかは
    分からないけれど、仲良くなって
    話をする学生には、小学校で不登校になったとか、
    中学で保健室登校をしていた、あるいは
    全く授業がわからなかった、
    同級生たちとほとんど口を聞いたことがない・・・



    そんな学生がとても多い。




    今日、話をした男子学生もまた、
    小学校で教室に入れなかったのだと。


    もう一人の男子学生は、高校時代、
    3年間、同級生とほとんど口を聞かなかったと。




    そんな時に、私は親目線になって、
    K1と重ね合わせて見てしまう。



    彼らの親御さんたちの思いがよくわかる。
    あの頃の私がそうであったように、
    小学校で教室に入れない我が子を
    どんな思いで見守っていたのか。




    彼ら、彼女らはその後、辛い体験を克服し、
    こうして国立大学へ入学してきた。



    小学校で数年間、教室に入れなかったという男子学生に、



    「頑張ったんだね。そんなにつらいことがあったのに、
    今、こうして大学に入ってる自分を誇れるでしょう。」




    「はい。すごい自信になってます。
    親はめちゃめちゃ喜んでくれました。」




    一緒にいた、もう一人の男子学生が
    別れ際にこんなことを言った。





    「人生って、大逆転劇がありますよ。」




    誇らしげな、穏やかな顔をしていた。






    夕方、某・大型ショッピング・センターへ行く。




    ある売り場で、教え子にバッタリ遭遇。





    この教え子というのが・・・




    そう。




    前回のブログに書いた、
    私をブチ切れさせた男子学生。





    お互い、売り場でバッチリと目と目が合い、
    ヤツは「はっ!」とした顔をした。




    そりゃそうだわね。
    つい、一昨日に私から、



    「何よ!その態度はっ!」 


    って怒られたんだから。




    その相手と、バッタリとバイト先で遭遇。




    別に私だっていつまでも
    腹を立てているわけじゃないから、




    「バイト?頑張ってね。」



    と、優しく声をかけると、
    ヤツは「はい」と会釈して、はにかんだ。




    あのふてぶてしかったヤツが、はにかんだ。 




    それでもうリセット。水に流そう。


    人生なんてそんなもんだ。





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    Author:My Serendipity
    英語講師

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