• 2016.09.04
  •   入院24日目・・・最終日




    いよいよ明日、退院。




    当初は1週間くらいかしらと思っていたけれど、
    医者からの勧めもあり、じっくり入院して治すことに。



    そして24日間。



    過ぎてしまえば、なんだかあっという間のような。




    今日は夫とK1が先に荷物を運ぶためにやってきた。



    お見舞いの花々に囲まれ、



    「ここは花畑だねぇ~。」


    なんて、掃除の方たちや看護師に言われていたけれど、
    今はすっかり殺風景なベッド周り。




    振り返れば、この入院日記、
    ハトポッポおばさんの登場の多いこと。



    というより、全編ハトポッポおばさん物語



    ハトポッポおばさんの物語は、やはり
    私だけでなく、読んでくださっていた方たちにも



    「ええええええええええ~」




    があったようで、今日の退院のご報告メールのお返事には、
    多くの方から、「毎日読んでましたよ~」との声が。



    この24日間、痛い思いやら、イライラやら、
    もの哀しさ・・・いろんな感情が沸き起こってきた。



    別に私自身は大病ではないけれど。



    廊下を歩きながら見えてくる、
    病気で動くこともままならない
    高齢者の姿や苦しそうな声。






    人は必ず老いていくという現実に、
    気分がふさぐときもあった。





    けれど、一番ひしひしと感じたのは、感謝。





    私が自分の交通事故をブログネタにしたものだから、
    たくさんの方に知らせることとなり、
    心配してメールをいただいたり、お見舞いにきていただいた。





    「会いたくて、会いに来たよ」





    その思いが、本当に、本当にありがたかった。




    そのことのありがたさは、言葉では尽くし難い。




    見舞いに来てくれた人たちと、

    ときに人生を語り合い、

    ときにおなかを抱えて笑い、

    ときに涙腺が弱くなり。




    そういうときは、自分が入院していることを忘れている。

    ベッドにいないから、談話コーナーまで、
    看護師が私を探して体温を測りに来たり、
    薬剤師や主治医まで、談話コーナーで
    問診・・・なんてことも何度も。





    家族にも感謝。とくに夫。



    日ごろから家事一切ができる人だけれど、
    さすがに3週間以上、息子2人の世話を
    1人でこなすのは大変だったと思う。




    なんて・・・これは格好つけてブログに書いてないで、
    きちんと言葉にして伝えなければって話で。



    以心伝心はない、思いは言葉にしなければ伝わらない・・・
    というのは、入院中読んでいた、アドラー心理学にあったな。




    交通事故の加害者との出会い。

    ハトポッポおばさんや、
    89歳の上品なおばあちゃんや、
    気遣いの素晴らしかったおばちゃんのような、
    同室となった方々との出会い。

    看護師や補助員の方たちとの出会い。

    談話コーナーで出会った同い年の女性。
    会うたびに関西弁で笑わせてくれた。

    お互い、骨折入院なので、悲壮感もなく。


    出会ったすべての人たちに、人生ドラマがある。



    毎日、誰かと語り合う日々だった入院生活。

    いろんな人の姿からいろんなことを学んだ日々。



    身の回りに起こる出来事には必ず意味がある。




    貴重な体験をした24日間。



    入院23



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  • 2016.09.03
  •   入院23日目





    ハトポッポおばさんの退院日。




    私には、確かめなければならないことがあった。
     


    それは・・・カルマの件




    タイミングよく、ハトポッポおばさんが
    廊下の窓際に佇んでいる。




    となりに並び、




    「私の赤ちゃんの頃って、よく泣いてました?」



    「そんなことないよ。」




    「泣きやまず、⭕⭕⭕さんを困らせたとか?」



    「ないない。」




    なかなか会話は弾まなかったけれど、
    少なくとも、私が泣きやまずハトポッポおばさんを
    困らせたということはなかったらしい。多分。




    ハトポッポおばさんは、入院時同様、
    息子が迎えに来て、どなるような大きな声で
    ハトポッポおばさんに指示をし、
    小さくなって部屋を出ていった。



    息子は、見送りにドアまで出てきた私と目が合うも、
    挨拶もなく、すぐに視線をそらした。





    ハトポッポおばさん、元気でいてくれ!




  • 2016.09.02
  •   入院22日目




    夕飯が終わり、談話エリアに電話をかけに行くと、



    「いつもおしゃれな服を着ておられますね~!」



    と、時々見かける患者さんが
    初めて話しかけてこられた。



    え~っと、おしゃれな服と言っても、
    病院のパジャマがイヤで、
    取っ替え引っ替え、スポーツウェア。




    くら~い病院パジャマが99%を占める中、
    ピンクやターコイズを着ているので
    目立つらしく、リハビリ担当からも言われた。




    入院24





    大体、病院のパジャマの色が暗すぎる。
    いかにも「病人です」という、ネズミ色。



    看護師の制服だって、選べる4色の
    ライン入りで華やかになったのだから、
    患者のパジャマもせめて、
    パステルカラーにでもしたらいいのに。



    きれいな色は気持ちも明るくするので、
    引いては療養にも効果的だと思うんだけど。





    おしゃれ云々の話をしていたら、
    別の入院患者さんも会話に加わり、
    おばさんたちと大・病歴披露大会。





    昼過ぎから何人かの見舞い客が来られていたので、
    なんだか1日中ベッドに不在。




    おばさんたちの口からは病歴が出るわ出るわ。



    手術の様子も、まるで勲章のように、
    詳細に教えてくれるけど、
    こちらはクラクラしそうな話ばかり。




    そのうち、看護師や医者への不満話になり。




    来た来た、来たぞ~。
    こうなると止まらない。



    早々に引き揚げようと思ったけれど、
    結局40分も話を聞くことになった。




    ずっと立ち話だったので、足の違和感に
    目をやると、またも腫れてきた。


    明らかに左右の足の大きさや色が違う。

    だんだん痛くなってきた。



    それを口実に解放していただき病室へ。



    ずっと寝ている日々だから、だろうけど、
    大丈夫かしら、退院後の台所仕事。







  • 2016.09.01
  •   入院21日目





    今日はお昼過ぎ、友人が見舞いに来ているところへ、
    ひょっこりとK 1登場。

    友人や補助員のおばちゃんたちにも
    きちんと挨拶し、談話エリアのテーブルで、
    ほんの数分、私たちと一緒に過ごす。



    小学校からのK 1の成長を
    ブログで読んでいた友人の目はウルウル。



    K 1の突然の訪問が嬉しくて、
    聞かれてもないのに、


    「息子です!」



    と、そばにいたおばちゃんたちに自慢しまくった。




    入院22




    友人とハトポッポおばさんの話になり。




    ずっと童謡を歌っているのは、
    あの頃がハトポッポおばさんにとって、
    一番いい思い出の日々だったのかも、と友人。




    私にとってのハトポッポおばさんの存在が
    何を意味するのかばかりを考えてきたけど、
    もしかしたら、ハトポッポおばさんが、
    私を引き寄せたのかも知れない。



    引いては、最終的に、私の母とここで会い、
    あの頃の私たち家族との思い出を
    語るために、私がミディアムになったのかも。





  • 2016.08.31
  •   入院20日目





    つい最近まで、移動手段はこれ。



    入院19




    車イスも、慣れてくると楽チンで、
    たまに、こんな渡り廊下の
    緩やかなスロープを、人がいないのを
    確認してから、ブィ~ンて走る楽しさ。




    入院20




    壁にぶつかったらえらいことだけど。

    先日は歩きスマホならぬ、
    車イス・スマホをしていて、
    若い看護師に、

    「器用ですねぇ~。」

    と、笑われた。




    その車イスともサヨナラのときがやって来た。


    いよいよ月曜には退院の予定。



    そのため、松葉杖1本で歩く練習中。
    階段の昇降は、降りるときの方が大変。


    長い間、シーネという、着脱自由の
    固定具を着けていたから、足首が固くなっている。




    骨折場所に体重が
    かからないようにすれば、
    歩くことは可能。




    しかし、ウォーキングとなると。




    ましてや、ジョギングは。




    悲しいぞ。




    数か月前まで、運動が大キライだった私が、

    今、早くジョギングをしたくてウズウズ。



    人間、変われば変わるもんだねぇ。






    今日は警察の事故担当の方が、
    最終的な書類を作成する前に、
    加害者の証言と相違がないか
    病院まで確認に来られた。




    が、いつもうろちょろと車イスを走らせ、
    あちこち出歩いてる私。



    警察の方の来られる前には、
    友人たちと談笑していた、
    談話スペースまで
    看護師さんが追いかけてきて、
    その場で熱を測られてしまった。



    警察の方も、私たち女性が
    ゲラゲラ笑いながら、
    楽しんでいるのを
    陰で辛抱強く待っていたらしい。


    40分後。



    見舞い客が帰りそうにないので、
    ついに、私たちの前に現れた。




    事故現場の詳細な地図、
    ぶつかった直後の車の動線、
    彼女の供述通りだった。



    事故の際、履いていたスニーカーを
    見たいと言われて、病室まで戻り、
    証拠物件を見せる。


    スニーカーに付いていたタイヤの跡や、
    スニーカーに焼けて溶けた跡があれば、
    どのような状況で轢かれたのかわかると。



    私はどうやら前輪で轢かれらしい。




    「加害者の女の子、小豆澤さんのことを、
    いい人でよかったです、って言ってましたわ。」




    と、警察の方が苦笑い。





    たいして、いい人じゃないんだけど、
    今回の状況、そうするしか・・・ねぇ。




    退院後も通院があるらしいので、
    早く全てを終わらせ、
    通常の生活に戻りたい。





    本日の夕食は、見舞いに来てくれた友人が、
    グラッパからテイクアウトしてくれた、
    シュリンプ・フェトチーネ。



    入院21





    当然、病院の夕食は残す。



    今朝も、病院の固いパンではなく、
    これまた差し入れのローズのパン。


    とりあえず、病院のパンを
    食べたかのふりをして、
    隠しておいた。



    小さい頃、どうしても苦手な食べ物は、
    母親の目を盗み、窓から外に投げ捨てたり、
    タンスの後ろに隠していた悪ガキだった私。



    今も悪いやつ。



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    Author:My Serendipity
    英語講師

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