• 2015.09.27
  •   阿古那&大正倶楽部



    先週末、独身時代に大変お世話になったT氏とばったり再会。



    当時はよくいろんなお店に連れて行っていただいた。



    久しぶりの再会を喜び合い、
    一緒にご飯を食べようということになり土曜日、
    T氏行きつけのお店、阿古那へ。



    飲み会19




    東本町にあるこのお店、
    まだ30代半ばの女将が切り盛りしている。


    ワイン大好きの女将にお任せで出て来たワイン。


    もちろん、ボトルで。


    飲み会17



    料理も美味しく、なにより器にも凝っていて、見ていて楽しい。



    飲み会16



    カウンターには美人女将に会いに、
    次から次へと男性客。



    が、来月からは女将はお店を譲り、
    しばらく休養したのち、また新たなカフェを
    開く予定とのこと。



    来月からはこれまた20代半ばのきれいな
    女の子が女将として切り盛りしていくそうな。




    ワインも2本空き、独身時代によく
    T氏が連れて行ってくれた、大正倶楽部で2次会。



    マスターとも久々に再会。



    若かりし頃には、ここでは自腹では飲めないような
    ワインをT氏にはたくさんごちそうしていただいた。


    飲み会15


    ワインを飲んだ後だというのに、
    シャンパンを飲み、その後はレアなラム酒も頂いた。


    話は尽きることなく、若かりし頃の
    鼻っ柱の強い私の言動、忘れていたことが
    次から次へとT氏の口から出てくる。



    「でも、美穂ちゃん、そういうところが
    変わってなくてわしは嬉しいよ。」



    多少は丸くなったものの、昔の話を聞いていると、
    今も同じようなことで怒っているからおかしい。





    途中で、お店が終わった阿古那の女将と
    10月からの女将が合流。




    日付も変わり、数時間後には陸上大会に出る
    K2にお弁当を作らないと・・・と話すと、マスターから、



    「これお弁当のおかずに持って帰る?」



    と、サーモンときのこをいただく。


    飲み会18



    帰宅して2時間後。
    寝坊することなく、無事にお弁当を作り、
    まだ暗い朝、K2を送り出した。




    スポンサーサイト

  • 2011.08.15
  •   父のおもいで

    今日、実家に行った際、なんとなく目にとまったもの。



    春1

    父の仏壇の側に、無造作に置いてあったのをよく見ると、


    春2


    春3



    父の名前が書いてあった。



    「お父さんは詩を書くのが好きで、同人誌なんかに書いてたみたいだわ。」


    と、母親。そんなことは初めて聞いた。


    昔から絵が大好きで、よく絵を描いていたというのは
    聞いたことがあるけれど。



    まあ、論文やら新聞記事やら、いつも書いていたから、
    モノを書くのは好きだったんだろうと思う。



    何十年も前に書いたというこれ、
    父はその時、どんな思いだったのだろう。


    亡くなって17年。


    本当に父のことについては知らないことが多い。



    もっともっと、いろんなことを語り合いたかったよ、父ちゃん。



  • 2011.03.07
  •   Havana Club






    夕方7時半からPTA代表委員会があり、
    先ほど10時に終わり帰宅。


    さすがに疲れた。



    男性陣数名はその足でいつものT河へと
    向かったようだけれど、
    私はまっすぐ帰宅し、ラム酒のロックを
    一杯ほど飲んでやっと一息。



    数日前に行ったサティのお酒コーナーには、
    マイヤーズサントリーのラム酒しか置いていなかったので、
    迷わずマイヤーズを購入。



    本当はハバナ・クラブが欲しかった。



    亡くなった父が生前、



    「このラム酒が美味いんだよ。」



    と、私に勧めたラム酒。彼は亡くなる前の数年間、
    あれだけ好きだったお酒をピタリとやめた。



    好きだった・・・というより
    父はアルコール依存症だった。



    その父が、最後の最後にもがき苦しみながらも、
    お酒を断つことで幻覚に苦しめられながらも、
    自らリハビリ入院をして、ついにお酒に打ち勝った。


    今でも思い出す光景がある。
    父がリハビリをしていた頃、私はアメリカにいた。

    実際に父が苦しむ姿を
    身近で目にしていたのは母と弟。


    その弟が結婚することになり、
    私も一時帰国した。


    どんな依存症も完全に立ち直るのは
    容易なことではない。


    弟の結婚式。


    親族が順番に杯に注がれた日本酒を飲んでいて、
    父の番となった。


    結婚披露宴の主役である弟は
    父の口元を凝視していた。


    またこれをきっかけに飲酒が始まったら・・・
    もしかしたら飲むのでは・・・


    弟の顔は、今日の幸せな主役の顔から
    一転して、おびえる少年のようになっていた。


    弟の目線の先にいる父の口元を私も見つめた。


    父は、杯を受け取り、飲んだふりをして
    口元ギリギリのところまで持って行った。


    安堵した弟はまた、視線を正面へ向けた。


    私はずっと、父の顔を見ていた。
    その時、私の不在中の家族の戦いが見えた気がした。



    父のアルコール依存症のために、小さい頃から弟も私も
    そして母も、筆舌しがたい程苦しんだけれど、
    最後の最後に自らと闘い、
    依存から抜け出ることができた父を、私は誇りに思う。


    一番苦しんだのは父だったのだと、今はそう思う。



    ハバナ・クラブ。



    あのボトルを見るたびに、自身は飲めなくなったのに、
    にこにこしながら「これが美味いんだ」と言っていた
    父の顔を思い出す。


    IMG_0953_convert_20110307230813.jpg



  • 2010.11.06
  •   父の17回忌






    父が亡くなり年月が流れ、
    今日は17回忌の法事で鳥取まで行った。


    若いときに次々と兄弟、両親を亡くした父なので、
    親戚付き合いも皆無に等しく、
    今日は母と弟、そして母の友人と私の4人で
    法事を執り行った。


    IMG_0995_convert_20101106195927.jpg


    生前、父は殆ど自分の親兄弟のことを語らなかったので、
    私は何も知らない。


    どんなところで生まれ育ったのか、
    生家はどこにあるのか。


    父の死後、彼のルーツを探ろうと、
    弟は足繁くお寺に通い、
    親切なお坊さんに昔、父の生家があった場所へと
    案内してもらったという。


    弟は、時々父の墓を訪ねたついでに、
    その場所にも行くようだ。


    「姉ちゃん、お父ちゃんの生まれ育った場所、
    知らんでしょ?今日、行ってみる?」


    そう言って、法事の後でその場所へと案内してくれた。


    お寺からしばらく車で走り、
    民家の並ぶ路地で、弟が突然車を停めた。




    「あそこのさ、温室があるでしょ?あの場所に
    お父ちゃんの生まれた家があったんだって。
    今日は、ここでみんなでお父ちゃんへの
    思いをはせて供養しようよ。」




    IMG_1002_convert_20101106195947.jpg


    IMG_1498_convert_20101106200006.jpg


    家があったであろう場所は今は農家の方の
    作業用具が置かれていた。


    すぐそばには川が流れている。



    父は、子どもの頃、この川辺で遊んだのだろうか。


    70年以上前、父は確かにこの場所にいたのだ。



  • 2010.08.02
  •   お気に入りの布団






    次男K2には、お気に入りの布団があります。
    お気に入り・・・というより、この布団でないと寝ません。


    俗に言う、せんべい布団。


    夫は健康オタクなので、寝具にも結構こだわっていて、
    私たちが使っているのはかなりスプリングのしっかりしたマットレス。


    10年選手ですが、全く硬さが変わりません。
    頭からつま先まで中の凹凸を身体のカタチに合わせているすぐれもの。



    何故か我が家に1枚だけあるせんべい布団。
    これがK2のお気に入りなのです。


    しかも、ヤツはシーツを掛けるのを嫌がります。
    しかも、ヤツは汗っかき。
    しかもしかも、ヤツは夜、よく鼻血を出します。



    こんな恐ろしい布団・・・大型コインランドリーに
    持っていけばいいのでしょうが、鼻血だらけのこの布団、
    人目にさらすのも気がひけます。


    今日は、意を決して丸洗いすることに。


    勿論、家庭用洗濯機には入りません。


    そこで・・・


    バスタブを利用し、その中でもみ洗いすることにしました。



    甘かった・・・。



    布団が水を吸い込むとどんな重さになるか・・・。
    洗っているうちに身体中から汗が滴り落ちます。


    あまりの暑さにめまいがしそう。



    1時間格闘し、しっかり洗い上げ、さてベランダまで
    どうやって運ぼうか・・・。


    半端な重さじゃありません。


    自分の全体重を掛け、出来る限り絞ってベランダまで運びました。


    物干しに掛った布団を見ると、30分たってもまだまだ
    中の水が流れ出ています。


    どんだけ水分を吸収してるんだ。


    K2は布団だけでなく、枕にもこだわりがあります。



    枕と言えば・・・



    私もK2と同じ年頃、お気に入りの枕がありました。



    小豆色のビロードで出来た、蕎麦ガラの入った枕。
    いまでも脳裏に焼き付いています。


    子供の頃、両親が喧嘩をするたびにプチ家出をしていた私。


    恐らく、保育園から小学校低学年だと思います。


    近所に仲のよい家族がいて、
    両親が喧嘩をするたびに私は一人家を飛び出し、
    そのお宅に駆け込んでいました。



    ビロードの枕を持って・・・。



    その家は、いつも私を快く迎え入れてくれ、
    よく泊っていました。



    あとで聞いた話ですが、
    当時、私がしょっちゅうやってきては、自分のお父さんの
    膝に乗って我がもの顔でいるのが気に入らない、その家の息子が
    私が来るのを察知して、家に入れないように鍵を掛けていたそうです。




    当たり前のようにそこでご飯を食べ、お風呂に入り、
    持ってきた枕で寝る・・・



    変な子供でした。


    でも、そうした逃げ道があった子供時代、
    恵まれていたのでしょう。


    大人になってからはそのご家族が引っ越しをされたこともあり、
    疎遠になっていました。


    数年前、そのおじちゃんも亡くなり、御家族とは
    葬儀場での再会となってしまいました。


    もう一人、近所に私をかわいがってくれていたおばちゃんがいました。




    御主人は戦争で両足を失い、ずっと家から
    出ることのできない生活。


    子供の頃はあまり深く考えていなかったけれど、
    そのおばちゃんは、何から何まで一人でやっていたのでしょう。


    その家には白い雑種犬がいました。名前は「シロ」。
    だからおばちゃんは「シロのおばちゃん」。


    今思うに、おばちゃんは、御主人の代わりに、
    このシロを飼っていたのではないかな…そう思います。


    両足を切断し、寝たきり状態の御主人。
    一緒に買い物をすることも、散歩をすることもできません。
    当時、そのお宅が車いすを持っていたとも思えない。


    きっと、子供のいなかったおばちゃんは、
    シロといつも一緒に行動していたんだと思います。



    この人も私の人生に大きな影響を与えた人です。


    大の映画好きのおばちゃん。


    当時、松江にあった中央劇場のもぎりかなにかをしていて、
    いつも無料招待券を持っていました。


    小学校から中学の頃、おばちゃんにしょっちゅうその
    無料券をもらい、映画を観に行っていました。


    おそらくその時観た洋画が、私の英語好きの原点のひとつです。



    今はそのおばちゃんもおじちゃんも、もうこの世にはいません。


    そう思うと、人生の中で、大きな力となってくれた人たちに
    何の恩返しもできていないことに気づきます。


    あの時、シェルターになってくれた家族がいなかったら・・・。

    あの時、映画の面白さを教えてくれる、粋なおばちゃんがいなかったら・・・。



    K2の鼻血だらけの布団の話から、
    ずいぶんとセンチメンタルな思い出話となってしまいました。




    プロフィール

    My Serendipity

    Author:My Serendipity
    英語講師

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    FC2カウンター
    フリーエリア
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QRコード